選挙の争点は「消費税の先送り」?

あのね、安倍さんが言ってるのって詐欺だよね。「消費増税を先送りすることに賛成か反対か信を問う選挙をする」って。
「賛成」は2017年に確実に消費増税することにお墨付きを与え、「反対」は消費増税を先送りしないですぐに増税してくださいってこと。どちらに転んでも消費増税はやってくる仕掛けなんだ。詐欺でしょう?
 マスコミは安倍さんの言うとおりに、争点は消費増税のタイミングだ、アベノミクスの評価だ、と言っているけど、安倍政権が国民の大反対を押し切って特定秘密保護法を成立させ、集団的自衛権行使容認の閣議決定を行い、戦争する国に大きく舵を切ったことこそ国民の信を問うべき大問題でしょう。原発についてもパブリックコメントでは圧倒的多数が反対だったのに安倍政権は国民の声を無視して再稼働に躍起になっている。消費税が8%から10%に「いつ」上げるかという問題と、憲法の平和主義を捨て戦争する国になるのかどうか、原発をやめるのか再稼働するのかの問題は全く質の違う問題だよ。この国の形をどうするのか、国民に信を問うべき大きな問題だと思う。戦争する国にはさせない。大事な選挙だよってあなたに心から伝えたい。